1965年に発足した当法人は、大阪府下において高齢者医療、精神科医療を診療の核とし、併せて内科、外科、歯科など一般科の充実を図ってまいりました。
我が国では、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%となると推計されています。
この人口構造の変化に伴い、高齢者に対する医療は特定機能病院で提供される先進医療と同じく、社会から求められる重要なものになっています。
精神疾患に対する医療も大きな課題です。職場でのうつ病や高齢化に伴う認知症の患者数は年々増加しているからです。
ますます重要になっている高齢者医療、精神科医療に対して、当法人は“病める人々を医やすばかりでなく慰めるために”を理念とし、これまで培ってきた「患者さんを中心に医師、看護師、薬剤師、リハビリ療法士が連携しあうチーム医療」を実践します。
他の医療機関では受け入れが困難な、精神疾患のある患者さんの病気やお怪我の治療にも積極的に取り組みます。
また、学校法人藍野大学と連携し、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士など次世代を担う医療従事者の養成にも注力いたします。社会福祉法人藍野福祉会とも連携し、医療と介護のシームレスな連携を実現します。
どうか当法人3病院(藍野病院、藍野花園病院、青葉丘病院)を宜しくお願い申し上げます。