今年もインフルエンザA型の感染が多く確認されています。
インフルエンザや風邪症状の際のお食事や水分摂取についての注意点についてお話します。
とにかく栄養補給と休養が大切です。
おすすめの食べ物
- タンパク質(卵入り粥、湯豆腐など)
- ビタミンA(ほうれん草、人参など)
ビタミンC(じゃがいも、バナナ、果汁など)
ビタミンB群(鶏ささみ、鮭、ブロッコリーなど) - 胃腸に優しく消化のよいもの(粥、うどんなど)
- 水分
インフルエンザや風邪症状の時は発熱・発汗・鼻水・下痢・嘔吐により水分が不足しがちです。こまめに水分補給し脱水症状に気をつけましょう。
(スープ、経口補水液、スポーツドリンクなど)
避けた方がよいもの
- アルコール、カフェイン
- 食物繊維を多く含むもの(わかめ、ごぼう、きのこ類、こんにゃくなど)
- 脂っこいもの(ラーメン、焼きそば、揚げ物など)
- 酸味が強いもの(みかん、オレンジ、パイナップルなど)
- 刺激が強いもの(熱すぎるもの、冷たすぎるもの、辛いもの)
食欲のないとき
口当たりの良いゼリーやアイスクリーム、うどんやお粥等食べやすいものならなんでも構いません。無理をする必要はありませんが体力を落とさないためにも出来る範囲で食事を摂るようにして下さい。どうしても口から水分や栄養分が補給できない場合は、医療機関で点滴を受ける事も考えられます。
常から、スポーツドリンクやレトルト粥、ストロー付きのコップなどを災害用備品としても用意しておくといいでしょう。
藍野花園病院 栄養課