診療科・部門
看護部
病める人々を医やすばかりでなく慰めるため
ひとりひとりに寄り添い、その人のためにできることを探求・・・
内科病棟では高齢患者さん、または御家族の気持ちに寄り添いながら日常生活のお世話を中心に看護を提供しています。現在の日本情勢は、超高齢化社会と言われる時代になり、高齢で多疾患を持つ患者さんが増えています。そこで多角的医療というところで、患者さんの状態を適切にアセスメントを行い、その時に必要な医療が提供できるように、医師や多職種と協力して患者さんや御家族の希望に添えるよう努めています。
ひとりひとりに寄り添い、その人が望む社会生活の実現を・・・
精神科病棟では、認知症を患い身体治療が思うように進まない患者さんや社会生活に困難を感じられている患者さんなども増えています。そのような患者さんに寄り添い、安心して治療を受けて頂くために精神と身体との両面からアプローチする看護が重要になります。患者さんにゆっくり向き合って心の声を聴き、患者さんの希望を医師と共有し、心身の安定と社会復帰を目指した治療と看護に努めています。
青葉丘病院の理念である「病める人々を医やすばかりでなく慰めるために」をもとに、患者さんの立場に立ち心に寄り添った思いやりのある看護、安全で安心のできる療養環境の提供ができるよう努めると共に、地域の方々にも寄り添い、頼って頂ける看護部を目指しています。
スタッフひとりひとりに寄り添い、その人の成長の支援とワーク・ライフ・バランスの実現・・・
スタッフひとりひとりに寄り添いワーク・ライフ・バランスにあった勤務調整も行っています。結婚・出産・育児を経験しているママさんナースも多く働いており、子供の急病による急な休みにも柔軟に対応し、病院全体で子育て世代のナースを応援しています。 さらに自己の知識を上げスタッフへの指導や院内教育に貢献したいスタッフには、業務出張での外部研修を積極的に参加を勧めており、新人看護職員研修や院内全体研修、各委員会での勉強会などで活躍しています。
内科 | 1 病棟(障害者施設等10対1入院基本料) 54床 | 看護 10対1 |
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5 病棟(療養病棟入院基本料1) 270床 | 看護 20対1 | |
看護補助 20対1 | ||
精神科 | 3 病棟(精神病棟15対1入院基本料) 177床 | 看護 15対1 |
看護補助 30対1 | ||
3 病棟(精神療養病棟入院料) 180床 | 看護 30対1 | |
看護補助 30対1 |
病院の基本理念に基づき、精神と身体両面からの看護が実践できるとともに、社会人としての資質の向上にも努められる専門職業人を育成します。
新人看護職員研修については、年間プログラムにそって技術研修を中心に実施しています。
研修後は各配属病棟にてOJT研修を行い、個人のペースに合わせてひとり立ちを目指しています。
卒後2年目研修では、看護過程について学びなおしを行い、受け持ち患者を通して情報の整理・アセスメント・看護問題の抽出・看護計画立案・ケアの実施・評価(アセスメント)を実施し、患者理解を深める研修を実施しています。
卒後3年目研修は、症例研究に取り組み自己の看護観の育成、学ぶことへの達成感、研究発表を通して自分の考える看護への自信につながるように研修を実施しています。
卒後4年目以降は、新人教育実地指導者を担当し新人を通して自己の成長につながるよう指導・教育を学び、担当者会議で勉強会を実施しながら、指導・教育についての検討を行っています。
当院のクリニカルラダー
新人教育
4月
倫理・接遇・コミュニケーション・体位変換・病衣交換・オムツ交換・食事介助・口腔ケア・吸引・記録・感染・安全外部研修
5月
採血身体拘束外部研修
6月
夜勤の心がまえ3か月に振り返り外部研修
7月
輸液ポンプシリンジポンプ持続点滴人工呼吸器NPPV外部研修
8月
急変時の対応エンゼルケア
9月
6か月に振り返り外部研修
10月〜
看護倫理外部研修
3月
1年目の振り返り
卒後2年目
5月
看護過程の展開
6月
情報収集アセスメント問題抽出計画立案(標準看護計画)
7月
SOAP記載の仕方
9月
フォローアップ研修
12月
ケーススタディについて
2月
2年目の振り返り研究計画書の書き方
卒後3年目
4月
症例研究計画実施
5月
3年目の役割
8月
ケーススタディレポートの書き方
12月
ケーススタディ原稿提出
1月
ケーススタディ発表
2月
3年目の振り返りナラティブ
看護師
6月
(年間)おむつ交換急変時の対応
11月
認知症看護
2月
認知症看護
主任
4月
主任の役割問題意識
5月
身体拘束
6月
病棟の問題抽出具体策立案
7月
計画実施
9月
解決に向けての進捗状況
10月
中間評価
3月
評価と課題結果報告
全体
4月
(年間)急変時の対応
11月〜3月
CVPPP人権擁護
補助者
4月
(年間)食事介助
9月
PPE着脱
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