診療科・部門
精神科
診療科・部門
Department
当院は、昭和40年に精神科病院として開設し、昭和50年に内科、外科などの身体科病床が併設されました。精神疾患のある人も専門的な身体治療を受けられる場としての先駆的役割を担うこととなり、今日に至っています。
現在、当院の精神科病床は552床であり、大きく「① 精神合併症治療病棟(312床)」と「② 認知症治療病棟(240床)」に分けられます。いずれも都道府県連携拠点機能を担っています。また、当院あるいは他院の身体科で治療中に、認知症の周辺症状などの精神症状を呈した患者さんの精神面の治療にも携わり、身体治療が円滑に進むよう対応しています。
藍野病院は18診療科908床を有し、その内552床が精神病床である一般科と精神科が併存した関西圏でも希少な総合病院です。前述のように精神病床は、大きく「① 精神合併症治療病棟(312床)」と「② 認知症治療病棟(240床)」に分けられます。
身体合併症(骨折などの外傷や透析治療などを含む)を有する精神疾患(統合失調症、双極性感情障害、認知症など)、症状性精神障害(身体疾患やホルモン異常などによって引き起こされる精神疾患)、器質性精神障害(頭部外傷や脳梗塞などによる脳損傷に伴う精神疾患、認知症)など、幅広い精神疾患の方を入院治療の対象としております。
精神疾患によって引き起こされる様々な行動(大声、徘徊、暴言など)により対応に難渋する症例に対して精神科医師・身体科医師・病棟スタッフ・コメディカル等が協働して治療にあたっています。
BPSD(認知症の周辺症状:幻覚、妄想、不穏、興奮など)や、せん妄などにより、自宅や施設で対応困難になった方を入院治療の対象としております。
身体疾患(糖尿病や心不全など)を有している高齢者が大半を占めており、当該病棟においても、内科医師をはじめ身体科医師と協働して治療にあたっています。
当院では、上述のように、精神科の医療体制と身体科専門医等による併診体制が整っており、長年にわたって積み重ねたノウハウを生かして医療を提供し、地域に貢献できるよう日々努めております。
また最近では、同法人内の藍野花園病院(精神科)との人事交流を積極的に行っており、常勤精神科医師9名のうち6名が藍野花園病院の勤務経験者となっております(令和6年10月現在)。
精神科と脳神経内科が協力して治療に携わっており、確定診断から治療まで幅広く対応しております。高齢ドライバーの免許更新に関するご相談にも応じております。
身体科と精神科の通院診療を必要とする患者さんのために、双方の外来診療をなるべく1回で対応できるよう、月曜日~金曜日(午前)に精神科外来枠を設けております。精神単科の病院では、少し躊躇するという方々も是非ご相談ください。
精神科の薬剤治療のみで全てが解決する訳ではございませんが、地域の皆様のお力になるべく日々努めてまいります。
などを主な治療対象としております。
八尾 正之 やお まさゆき
役職 |
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専門分野 |
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資格および 所属学会 |
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円谷 邦泰 つむらや くにひろ
役職 |
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専門分野 |
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資格および 所属学会 |
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出身大学 |
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内海 弘一郎 うつみ こういちろう
木村 達彦 きむら たつひこ
専門分野 |
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資格および 所属学会 |
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出身大学 |
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林 有希 はやし ゆうき
専門分野 |
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資格および 所属学会 |
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出身大学 |
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松本 祐幸 まつもと ゆうこう
矢田 秀雄 やた ひでお
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 担当医 | 内海 | 木村 | 西澤 | 円谷 |
午後 | ー | ー | ー | ー | ー |